ありがた迷惑はただの迷惑よりも厄介!悪役にならずに対処するには

親切な様に見えて、ただのありがた迷惑な行為をする人は、明らかに迷惑な人よりも厄介で対処法に困ってしまいますよね。下手に断ったりそっけない態度をとってしまうと、気遣いを踏みにじる悪い人と自分が思われかねません。

また、これは親切なのかありがた迷惑なのか、境界線に悩むこともあるでしょう。そこで今回は、ありがた迷惑な人の心理や対処法についてお伝えします。

2020年1月3日

ありがた迷惑な相手にありがちな言動

ありがた迷惑をする人がやってしまいがちな言動をまとめました。

  1. マイルールで勝手にやる
  2. 相談に乗っているようで自分語りをする
  3. 自分の主観で決めてしまう
  4. 引き受けておいて最後までやらない

ありがた迷惑な言動①:マイルールで勝手にやる

困った言動の一つ目は、決まったルールや段取りがあるのに、自分だけのルールでやってしまう人です。場合によっては周りがフォローもする必要も出てくるため、迷惑に思うことも多くなります。

例えば職場であれば、他の人がやるはずだった作業を、周りに確認もせずに勝手にやってしまう、決められたフォーマットを使用せずに資料を作成するといった行動は困りますよね。また、飲み会などで食べ物を取り分ける行為も、苦手な食材があったり、自分のペースで食べたい人には迷惑になります。

ありがた迷惑な言動②:相談に乗っているようで自分語りをする

何か悩んでいる時に「どうしたの?」と心配して聞いてくれることは嬉しいことですが、解決策を出すわけでも何かフォローをしてくれるわけでもなく、ダラダラと話をされるのはただの迷惑になります。ありがた迷惑な人は、「自分はこうだった」「私の方がもっと大変」のように結局は自分のことばかりで、相手の話を聞く姿勢にはありません。

それでも、本人からすれば「親身になって話を聞いている」と思っているので厄介ですね。

ありがた迷惑な言動③:自分の主観で決めてしまう

周りに聞かずに自分の好みやスタイルで何でも決めてしまうのも、ありがた迷惑な行為の一つです。例えば食事に行って「これがオススメだから」などと勝手に注文されたら、相手は良い気持ちはしないものです。

ありがた迷惑なこういうをする人は、親切心のつもりで「美味しいから」「早く頼んで方が良いから」などと考え行動しますが、相手の気持ちを無視した言動になってしまっています。

ありがた迷惑な言動④:引き受けておいて最後までやらない

職場や友人関係でも、ちょっとした仕事や作業を何でも引き受けてくれるような人は重宝されますが、安易に請け負って最後までやりきれずに放ってしまうのは困りものです。ありがた迷惑な人は、感謝されたくて「やってあげている」ということに気持ち良さを感じて、安請け合いをしてしまいます

もちろん責任を持って最後まできちんと完遂してもらえれば良いのですが、中途半端に手を出して投げてしまったり、突き返してくるようなことは非常に迷惑になりますね。

もらっても困るありがた迷惑なプレゼントやお土産

続いて、相手を困らせてしまうありがた迷惑な贈り物について紹介します。

  1. 賞味期限が短いのに量の多い食品
  2. 個包装でないお菓子類
  3. 相手の趣味ではない身につけるもの
  4. 手作り品

ありがた迷惑な贈り物①:賞味期限が短いのに量の多い食品

一人暮らしをしている人の「実家から送られてきたもの」にもありがちな、食べきれない大量の食品は困ってしまう贈り物の一つです。保存の効くものであれば良いですが、賞味期限が短いと消費するのに苦労してしまいますよね。

食べ物を贈る際は、賞味期限に余裕を持たせることや、食べる人数に合わせて量を調整することが必要です。例えば、手土産に生菓子を持参する時は、できれば当日に食べ終わる量で、遅くとも翌日に食べきれるようにしましょう。

ありがた迷惑な贈り物②:個包装でないお菓子類

職場で配るお土産や、お呼ばれした際の手土産には、個包装になっていないお菓子や、切り分けが必要なホールケーキなどは控えた方が無難です。例えば、個包装になっていないお菓子は開けたらすぐ食べなければならないため、相手を急かすことになりますよね。

また、ケーキなどの切ったり皿に盛ったりしなければならない食べ物は、手間がかかりますし、洗い物が増えるなど面倒な部分もあります。相手から「食べたい」とリクエストがあった時はもちろんOKですが、そうでない時はできれば止めた方が良いでしょう。

ありがた迷惑な贈り物③:相手の趣味ではない身につけるもの

服や靴、バッグ、時計、アクセサリーなど身につける物は相手の趣味にあっていないと、ただの迷惑なプレゼントになってしまいます。食べ物や雑貨などの消耗品であれば、使っていなくても相手にはバレませんが、身につける物の場合は「いつ使っているの?」とチェックされかねないため困りものです。

相手が普段使っているブランドや好きなキャラクターなど、相手が確実に好きだとわかる物以外は避けるようにしましょう。また、人によっては付き合っていない異性からのそのようなプレゼントは重たく感じさせてしまうため、注意が必要ですよ。

ありがた迷惑な贈り物④:手作り品

お菓子作りやハンドメイドが趣味というような、何かを作ることが得意な人は自身の腕を披露したくて、つい自分で作ったものをプレゼントしてしまいます。しかし、相手との関係性や好みによりますが、もらった相手にとって迷惑になりかねない物となります。

例えば手編みのマフラーは、嬉しいと思う反面、重たいと感じたり、ボロボロになっても捨てづらいなど扱いに困る一面もあります。食べ物も当たり外れがあったり、特に親しくもない人からの物は一歩引いてしまうことも。手作りの物が喜ばれる関係は限られているため、避けるようにしましょう。

ありがた迷惑と親切の間には大きな違いがある

ありがた迷惑と親切は明確に違いがあります。確認してみましょう。

  1. 相手の立場で考えているかどうか
  2. 恩着せがましくなっていないか
  3. 黙って見守ることができるか
  4. 確認ができるかどうか

ありがた迷惑と親切の違い①:相手の立場で考えているかどうか

ありがた迷惑と親切の一番の大きな違いは、誰の気持ちを大切にしているかどうかです。親切は相手の立場になって考え行動することで、ありがた迷惑は、相手がどう思うかより自分の「やりたい」気持ちを優先することです。

わかりやすいのは、相手に喜ばれなかった時の言動です。「悪いことをしてしまったね」のように、反省の言葉が出る人は改善の余地がありますが、「やってあげたのに!」となる人は、自己満足でしかない迷惑な人なので気にする必要はありませんよ。

ありがた迷惑と親切の違い②:恩着せがましくなっていないか

何かをした際に、相手にやたらと感謝を求めるような言動をとる人は、優越感に浸りたいだけのありがた迷惑タイプです。感謝というのは、やってもらった相手側の自然な気持ちから出るもので、強要するものではありません

そのような、相手側の感情を無視して自分の気持ちを満たしたいだけの人に、無理にお礼を言う必要はありません。特に、勝手にやっておいて恩着せがましく迫ってくる人は適当にあしらうようにしましょう。

ありがた迷惑と親切の違い③:黙って見守ることができるか

何か悩んでいるような人がいた際、ありがた迷惑をする人は、相手の気持ちや状況もおかまいなしに、勝手にアドバイスをしたり自分の言いたいことだけ言って満足します。気遣いのできる親切な人は、一旦距離をとって様子を伺ったり、何ができるのかまずは考えることができます。

配慮に欠け、口も軽い人が多いのがありがた迷惑タイプの特徴です。聞いてもいないのに答えてくる人は、ただの迷惑なので聞き流してしまいましょう。

ありがた迷惑と親切の違い④:確認ができるかどうか

行動に移す前に、本当に相手が求めているものなのかを確認したり、実際に行動した後に、相手の反応を客観的に見ることができるかが、親切とありがた迷惑の大きな違いです。ありがた迷惑をする人は、相手がどう思うのかは関係無いので、自分の言動に対して確認することはありません。

相手の都合を無視して勝手に行動するような人は、親切なつもりでいるだけの迷惑な人なので、気を使わなくても良いですよ。

ありがた迷惑な人の心理を知っておこう

ありがた迷惑をする人の考えはどのようなものなのか紹介します。

  1. 気の利く人だと思われたい
  2. 目立ちたい
  3. 自分の考えが一番正しいと思っている
  4. 承認欲求が強い
  5. 自分が上だと思っている

心理①:気の利く人だと思われたい

ありがた迷惑な人は、自分を良く見せたいあまりに「親切で気がきく良い人」を演じようとします。自分がどう見られるかということだけに興味があるので、感謝されたり褒められたりしないと、拗ねてしまいます。

自分が大好きで、周りから良い人と思われている自分を愛しています。皆から好かれていると思い込んでいるため、たとえ相手が嫌がるそぶりを見せていたとしても、全く気づくことはありません。

心理②:目立ちたい

ありがた迷惑な行動の根本には、自分に注目して欲しいという気持ちが働いています。周りのために動いているようで、結局は自分にしか興味がなく、自分にとって都合の良い部分しか見えていません

そのため、相手の反応が薄かったり自分に関心が無いように感じると、怒ったり文句を言ったりします。また、他に注目されている人がいると、振り向かせようと、より周りを見ずにありがた迷惑な行為を繰り返してしまいます。

心理③:自分の考えが一番正しいと思っている

自己中心的になってしまい客観的に物事を判断する力に欠けているのも、ありがた迷惑な人の特徴です。自分の考えが正しく、一般的であると考えているため、相手がどう思っているのかを考えることはありません。

そのような心理状態のため、相手への確認も無く勝手に行動したり、不要な物を贈ってしまうといった行動につながってしまうのです。周りが正そうとしても、聞く耳を持っていないため、改善は難しいでしょう。

心理④:承認欲求が強い

ありがた迷惑な人は、自分を価値のある存在なのだと認められたい気持ちが強く、感謝や称賛の言葉をもらうことで、心を満たそうとします。そのため、自分がやったことに対して、必要以上に相手からのお礼や褒めてもらうことを望みます。

逆にいえば、他人から悪い評価を受けることを恐れ、臆病になっているからとも言えます。意外と気が弱い面もある分、断られて泣かれてしまう可能性もあるので接する際には注意が必要です。

心理⑤:自分が上だと思っている

「自分は面倒見の良い人間だから、下の人間を大切にしなければ」という様に、先輩や上司、または親兄弟の様な気持ちで周りを下に見ているのも、一つの特徴です。上だと思っているからこそ我を通そうとしますし、相手にとって迷惑になるかもという考えが出てきません。

この様なタイプは見当違いなアドバイスや、もらっても困るプレゼントを平気でしてきます。逆上されては面倒なので、感情を逆なでしない様に断ったりお礼をして奥のが良いでしょう。

ありがた迷惑な人へ対処するなら自分を守るやり方で

下手に断ってしまうと、相手から悪者扱いされる可能性もあり面倒ですよね。そんなありがた迷惑な人への対処方法をまとめました。

  1. 一対一にならない
  2. 必要以上に反応しない
  3. 情報を与えない
  4. 得にならないと思わせる

ありがた迷惑な人への対処法①:一対一にならない

一対一の関係を作ってしまうと、迷惑行為に対して断ったりそっけない態度を取った時に、悪者扱いをして攻撃されてしまう可能性があります。そうならないためにも、ありがた迷惑なタイプの人と接する時は複数で話をして、的を絞らせないようにしましょう。

二人きりになりそうな時は、なるべく早く離れて距離を保つようにし、相手から「親しくしたい」と思われないようにするのが得策です。

ありがた迷惑な人への対処法②:必要以上に反応しない

何かしてもらった際にお礼を言うのは当然の行為ですが、必要以上に「ありがとうございます!!」などと喜んでいる表情を見せると、相手はもっと感謝されたいという気持ちになり、ますますありがた迷惑な行動に走ってしまいます。

お礼を伝える際はなるべく事務的に答えるようにして、「この人に何かしてもあまり喜ばれない」と相手に思わせることができれば、こっちのものです。反応が薄い相手には、ありがた迷惑をする人も近寄らなくなります。

ありがた迷惑な人への対処法③:情報を与えない

会話にぐいぐいと入ってきたり、頼んでもいないアドバイスをしてくる様なお喋りタイプのありがた迷惑な人には、情報を極力与えないことが大切です。例えば、迷惑行為をする相手が近くにいる際には、プライベートの話や仕事の悩みなどの食いついきそうなネタは話さず、当たり障りの無いトークでその場をしのぎましょう

もし、お節介な発言をされてしまった時には「なるほど、わかりました」などと早々に話を区切って離れてしまいましょう。一度気分良く話をさせてしまうと何度もやってきてしまうため、話をする楽しさを感じさせない様にするのが良いでしょう。

ありがた迷惑な人への対処法④:得にならないと思わせる

ありがた迷惑な行為をする人は、基本的に自分の欲求を満たしたいがために行動します。そのため、思い通りにならない相手だと感じさせることができれば、自分から離れていくようになります。

例えば、贈り物をされてもお返しをしない、話しかけられても最低限の話に止める、仕事を代わりにしてもらった時は、その人のお手柄にならない様にするなど、見返りが無く得にならないと思わせましょう。

ありがた迷惑な人のパターンを知り、うまく対処しましょう

ありがた迷惑な人は程度の差はあれ、どこにでもいるものです。人間関係を良好に保ち、自分が悪者にならないためにも相手を怒らせず、適度な距離を保つことが大切です。

迷惑だと感じた時は、親切でやってくれているのだからと遠慮したり我慢する必要はありません。相手を逆なでせず、少しずつ離れていきましょうね。