「あさましい(浅ましい)」の意味を解析!類語や本来の意味とは

あさましい(浅ましい)人と聞いた時に思い浮かぶ存在の人とは?あなたの周りにあさましいと思われる人はどれくらいいるでしょうか。
時代の変化とともに意味合いも変化してきたあさましい(浅ましい)という言葉はどんな時に使ったり、どのような人のことを指しているのかご紹介します。

もしも自分に当てはまってしまうところがあれば治すきっかけにつながります。

2020年1月17日

あさましい(浅ましい)の「語源」と「本来の意味」

あさましいとは時代と共に変化しつつある

あさましい(浅ましい)の語源

非情な仕打ちを平気でできる様子や、あまりの無情な傍若無人の態度など、いやしくてなげかわしいこと
また、あまりの驚くような事柄に対して、頭が真っ白になり呆然としてしまっている状態といった語源があります。

最近は、相手から呆れてしまわれるほどの失態を平気でしてしまっていたりと、マイナス的な行動を語源として使われることが多くなった言葉です。
人として品格を問われる時や、自分勝手が行き過ぎたときに使われたりもします。

あさましい(浅ましい)の本来の意味

鎌倉・室町時代よりも前には、良い意味でも悪い意味でも使われてきたあさましいという言葉は、驚きにあっけをとられるさまなどでも使っていました。
あさましくなるという使い方で、死去する意味をもっており、今ではあまり使わない意味も。

人間にしては大変見るに耐えない態度や行動といった悪い意味で使うことが多い言葉ですが、落ちぶれた姿や、惨めな様を意味して使うこともあります。
否定的な意味として他に、はなはだしいことや、ひどいことを指した意味で使います。

あさましいは「浅ましい」「卑しい」と表される

あさましいという言葉は、意味合いの違いで「浅ましい」と「卑しい」と二通りの表現の仕方があります。
「卑しい」という読み方は、ほかに「いやしい」とも読むことが出来、相手に対して品が悪い時や、下品に見えたり下心が丸見えな言動をする態度に対して使われる言葉と同じ意味で使うときに「卑しい」と使います。

「浅ましい」の漢字は、相手に対して浅はかすぎる言動や、上っ面のみ体裁を整えて誤魔化したりする時に使います。
二つの使い分けは、相手に対し感情の違いで使い分けることになり、男女の関係になるほど「卑しい」の方で表現することが多くなります。

どちらともとれる状態で使いたいときは、ひらがなを用いて表現する方が無難でしょう。
漢字が違うだけで意味合いが異なる言葉のために、使い方には注意が必要です。

あさましい(浅ましい)の「類語」「対義語」

あさましい表情ともとれる表情

あさましい(浅ましい)の類語

相手に対し、否定的やマイナス表現をする時の言葉が多く、「下品」「いやしい」「薄っぺらい」「みすぼらしい」「見苦しい」「情けない」といった言葉です。
起こった状況に驚きや、びっくりしたりするときにも使う「あさましい」は、類語に「意外」「呆れる」「(想像していた結果より散々な時)ひどい」の類語もあります。

あさましい(浅ましい)の対義語

「上品である」「慎ましい」「奥ゆかしい」「誠実」「品がある」など、相手に対して落ち着きがあり、心の器が広い様子を指して使う言葉が対義語として多くあります。
また、状況にたいしての対義語には、「素晴らしい」「細やか」「丁寧」などの、細心の心遣いをされた状況や、作品などに対して使う言葉が当てはまります。

「あさましい(浅ましい)」の使い方を例文でみてみよう

あさましいとはどんな時に使うのかご紹介します。

  1. あの人の行動は浅ましい
  2. 浅ましい発言ばかりする
  3. 元カレ(元カノ)の態度が浅ましい
  4. 浅ましい関係を続ける

「あさましい」の例文①:あの人の行動は浅ましい

相手の行動が軽率で、後先考えずに動いたり発言し、状況が悪くなると他人のせいにしたり、責任転換して逃げてしまう時などに使います。
また、よく考慮していないのに決めてしまったり、周りの意見ばかり横取りしてしまったりしている時にも使います。

同性異性や、年齢を問わず使うことが出来、浅はかな言動を指して使うので、もしも自分が使われてしまったのなら、悪い意味で受け取るべきでしょう。

「あさましい」の例文②:浅ましい発言ばかりする

浅ましい発言はトラブルのもと

相手のことも考えず、思ったことを口にして悪口を言ったり軽率な言葉を使って、その場しのぎをすることがバレた時に使います。
もう少し考えてから物事を述べた方が良い時、状況把握をきちんとして、後に起こりうるリスク等の問題も考慮してから発言するべきだと注意したい時に使える例文です。

トラブルの原因ともなる発言があった時に、さりげなく注意する場合に使えるので、その場の雰囲気を険悪にしないための言葉の使い方にもなります。

「あさましい」の例文③:元カレ(元カノ)の態度があさましい

別れた相手なのに、馴れ馴れしく接してきたり、干渉してきたりする態度を取ってきた時に、何様のつもりと言いたくなるような事態の時に使います。
相手が勝手に解釈し、事実と違った発言をしたり、未練がましい行動に出たりする時や、SNSなどで自分は悪くないなどといった後先考えず攻撃してきた時にも使える例文です。

「あさましい」の例文④:浅ましい関係を続ける

周りには打ち明けられないけれど、お互いのメリットのために付き合いを続けているときや、身体の関係があるときに使います。
男女間の関係性だけでの使い方ではなく、仕事上ライバル関係にあってもお互いにメリットがあるために、そのメリットのためだけに関係を続けている時や、学生のノートの貸し借りだけの関係のような上っ面だけの関係の時に使います。

「あさましい(浅ましい)」人の特徴

特徴的なあさましい人はこんな人物、あなたの周りにいないか見てみましょう。

  1. 人の物を欲しがる
  2. お金の話が好き
  3. 人の不幸話好き
  4. 遠慮を知らない
  5. 場をわきまえない
  6. 自分の事は棚に上げる

あさましい人の特徴①:人の物を欲しがる

あさましい人は子供っぽい面がある

ちょっとでもいいなと思ったものがあれば、「いいなぁ、マネしていい?」と同じものを買ったり、相手の全身コーディネートをマネしたり。
自分で買ってくれたりするのならまだマシですが、「欲しいな」と相手の所有物なのに貰おうとする横着な態度を取ったりする度を越した事をする人もいます。

当の本人は気付いていないので悪びれた素振りはなく、あつかましい、横柄な態度、子供っぽい短絡的な考えで言葉を発したり、行動に出たりする特徴があります。

あさましい人の特徴②:お金の話が好き

儲かる話や、お金にまつわる話にとても興味を示し、話題にはいってくるあさましい人は、自分の欲のために利用できるものはなんでも利用する特徴があります。
軽はずみに儲け話でもしたものなら、どうやったら出来るのか根掘り葉掘り聞かれて同じように便乗することもあります。

お金同様、資産やポイントなどについてもとても敏感で、楽して儲けよう、楽して稼ぎたいといった特徴をもっています。
また、冠婚葬祭などで誰がいくら出したなど、プライバシーに関わることにも首を突っ込みがちです。

あさましい人の特徴③:人の不幸話好き

自分よりも周りが劣っていることや、誰かの失敗談、不幸になってしまった話などワイドショーの話題が大好きで、スキャンダルで転落してしまったといった話題にいち早く情報を得ていたりします。
そして、人の不幸話など又聞きであったとしても自分が知っていたと言わんばかりに広めてしまったりしてトラブルにつながりやすい特徴があります。

自分勝手に解釈してしまう安直な考えをもっているので、事実とは別のことを付け加えられていたりしてしまうことも。

あさましい人の特徴④:遠慮を知らない

あさましい人に年齢は関係ない

年齢を問わずあつかましく、譲ったり遠慮したりすることがない特徴があります。
自分さえ良ければそれでいいと考えているところがあるので、他人がどうなろうと知ったことではないという思いでいます。

自己中心的な性格も関係しているので、普段から物事を頼みにくい人や、相手の気持ちになって行動ができない人が言われてしまいそうです。
たとえ歳の離れた年上の人でも該当することがあるので、注意が必要です、頑に譲らないといった特徴も。

相手にしているとこちらが疲れてきてしまうので、我を通す遠慮がないと割り切って付き合うか、なるべく関わらないようにしましょう。

あさましい人の特徴⑤:場をわきまえない

所構わず騒いだり、TPOに合った行動や言葉使いが出来なかったり、規則やルールを守ることが苦手で、自分が楽しければそれでよいと解釈している特徴があります。
限られた時間内でやらなければいけないことを勝手に破り、挙げ句の果てに自分では出来ないと丸投げしたり、いつ何時でもSNSにアップしたいがためにスマホで撮影したりと、常識的に考えてどうかと思われることをしたりしてしまい、周囲から冷ややかな目で見られることも。

あさましい人の特徴⑥:自分の事は棚に上げる

相手のミスや勘違いなど失敗についてはいつまでも覚えて言ってきたり、周りが引くくらい怒ったりするのに、自分が同じ事をしたときは、上手く逃れようと棚に上げて話を逸らそうとします。
また責任転換し、自分は悪くないという意見を曲げずに通そうとするので、謝ることも苦手です。

ああ言えばこう言うタイプの特徴があり、皮肉っぽい面もあり目をつけられてしまうと厄介な性格。
自分を守るためなら、周りの人をどんどん利用していくので、

あさましい(浅ましい)人への対処法

場合によっては困るあさましい人はどのように対処すれば良いのかご紹介します。

  1. 素直にあさましく感じたことを伝える
  2. 相手にしない
  3. 相手に対し態度で示す
  4. 近い存在の人へ相談する

あさましい人への対処法①:素直にあさましく感じたことを伝える

あさましい人へ立ち向かう

直接面と向かって言えるならば一番ストレートに伝わる方法なのでおすすめです。
相手が誤魔化したり、話を逸らしたりしても、順序立ててはっきりと言って自分がすっきりするまで伝えるべき、でないと悪気なくやっていることがあるので伝わりません。

もしも年上や、上司の場合は、直接ストレートに言うと角が立つ場合があるので、自分がどういう事で傷ついたなど説明しながら伝えることが大事です。
遠慮して言わずにいると後に大きなトラブルにつながる原因にもなりうるので、言葉を選びながら言えるならば言うべきです。

あさましい人への対処法②:相手にしない

同じグループや、仕事上関わらずにはいられないではなければ、相手にせず関わり合いをなるべく断つことがトラブルに巻き込まれないためにも最善の策です。
もしも、関わる関係にあるのであれば、なるべく接触の機会を避けたり、相手にしない方がお互いの時間を無駄にすることなく、感情や仕事を引っかき回されないので良いでしょう。

急に距離を置いたり、避けだすと相手も勘付いて状況が悪化する場合があるので、自然と離れることを心掛けることが大事です。

あさましい人への対処法③:相手に対し態度で示す

言葉で伝えても無理な場合ははっきりと態度で示すのも対処法の一つです。
明かに相手にしていないようなあいづちや、会話の終わらせ方、食事や遊びのお誘いがあっても何かと理由をつけて断りを入れるといった関わり合いを少なくする方法がおすすめです。

相手に対して悪口など陰口叩いたりすると、相手と同じことをやっていることになるので注意しましょう。
相手へ攻撃するのではなく、接点を減らしていくという態度が大事です。

あさましい人への対処法④:近い存在の人へ相談する

あさましい人のせいで被害にあわない内に相談する

あなたが信頼のおける相手に対して相談や、話を聞いてもらいまずはあなたの心を軽くしましょう。
第三者から見てどうかをはっきり意見くれる相談相手ならば、あなたにとって新しい考えをくれるはずです。

相談であって、愚痴ばかりをこぼしているといつかあなたに跳ね返ってきてしまうので、どうしたら関係性が良くなるかや、かわし方を相談するようにすることが大事です。
あなたのことをよく理解している人であれば、あなたでは思いつかなかった方法や考え方を教えてくれるかもしれません。

あさましい(浅ましい)人と関わった時は

自分をちゃんともってあさましい人に立ち向かう

これからもしあさましい態度を取られる人に関わってしまった時は、きちんと真実を見る目をもち、自分自身をきちんともって立ち向かうことが、相手の思う壺にならず上手く付き合っていける方法です。

あさましい人は人の弱みにつけ込んだり、相手のことを表面上しか見ていないのに理解したつもりになっていたりします。
あなたは見極め、一番良い関係性を築くことをがんばってみましょう。