イギリスのファッションに学ぶ。メンズ・レディース代表的ブランド

ファッションの最先端といえば、ヨーロッパ。おしゃれな都市といえば、パリ・ミラノに続いてロンドンがあげられます。この記事では、おしゃれなイメージの強いロンドンが首都である、イギリスに注目し、イギリスのファッションや、イギリスが発祥のブランド、また、イギリスのファッションスナップなどを紹介していきます。トラッドなイギリスファッションに興味がある方、挑戦してみたい方は必見です!

2019年9月14日

ファッションの国イギリス
ファッションの国イギリス

イギリスファッションの特徴

イギリスのファッションのイメージというと、やはりトラッドやプレッピーといったきちんとした着こなしのイメージ。ピチッとしたシャツにパンツスタイルを彷彿とさせますよね。

では具体的にはどのような特徴があるのかを挙げていきます!

  1. パンツスタイルが主流
  2. シンプルにまとめる
  3. アクセサリーをうまく使う
  4. スカート丈は短め
  5. 流行を追うよりも自分の感性を大切に

1. パンツスタイルが主流

イギリスファッションのポイント、パンツスタイル
イギリスファッションのポイント、パンツスタイル

イギリス流のファッションでは、女性であれパンツスタイルが多いです。過度な装飾をつけるよりも動きやすさといった実用的な部分を重視するイギリスファッションでは、パンツスタイルが好まれるようです。

イギリスでは、女性のファッションの根底として、フェミニンなスタイルよりも、クールまたはセクシーといったイメージがあるようです。

ですので、女性らしさを意識するフリルのスカートよりも、黒いレザーパンツなどを選ぶことでよりイギリスらしいファッションに近づくことができます。

2. シンプルにまとめる

イギリス流のファッションでは、フランスやイタリアのファッションとは違い、柄と柄を合わせたり派手な色同士の組み合わせといった、奇抜なルックスはかなり少数派です。

むしろ、ワントーンコーデや単色のワンピースにベルトのみ、といったシンプルなコーデをしている人が多いです。これが様になる理由は、コーディネートで一緒に組み合わせる小物や靴、バッグといったものをうまく利用しているからです。

3. アクセサリーをうまく使う

イギリスファッションのポイント、アクセサリー
イギリスファッションのポイント、アクセサリー

シンプルにまとめるのが上手なイギリス人は、アクセサリーを日常的につけることで地味になりすぎないようにバランスを取るのがとても上手。イギリス流ファッションを真似するなら、アクセサリー術も取り入れるべきです。

特に日本人は、小柄で細身の人が多いので、シンプルな服装でアクセサリーをつけないと、とても貧相に見えてしまいます。それを防ぐためにも、ぜひイギリスファッションから小物類の組み合わせ方を学ぶことは大切です。

4. スカート丈は短め

女性でも、さすがに毎日パンツスタイルというわけでもありません。けれどもスカートを履くときは膝上が基本です。その理由として、ロングスカートはやっぱり動きにくいし、なんとなくルーズな印象を与えてしまいがちだから。

スタイリッシュなイギリスファッションでは、スカートはミニ丈でスッキリと見せるのが主流です。さらに、雨が多いと言われるイギリスでは、濡れやすくて動きにくいロングスカートよりもミニスカートの方が実用的ともいえます。

5. 流行を追うよりも自分の感性を大事に

イギリスのファッションスタイルにおいて一番重要なポイントはこれです。毎年流行のスタイルというものは変化していきますが、イギリスでは誰もが自分が着たいと思っている服を着ます。

もはやこれが、イギリスのファッションのスタイルといっても過言ではありません。

日本では、多くの人が雑誌を読んだりSNSをチェックしたりすることで、モデルや女優の着ているものを真似したり、コーディネート買いしたりしている人も多く、自分の着たい服を着るというより、みんながかわいいと思う服を選ぶ人が多いです。

ファッション最先端!イギリスに見るファッションの歴史

イギリスのファッションの一番大事なポイントは流行に左右されずに自分のスタイルを貫くということ。イギリスのファッションは、昔からそういう風に進化してきました。若者が着たい服をそれぞれ着こなし、それを真似する人が増え、流行は生まれるものです。

多くのファッションの流行がイギリスでも誕生してきました。これから、1950年代から2000年代にかけてのイギリスファッションの歴史についてをまとめていきます!

1950年代「ニュールック」

1947年にクリスチャン・ディオールが発表した「ニュールック」スタイルは世界的に流行しました。

それはもちろんイギリスでも同様です。ニュールックの特徴は、女性らしさを強調させる、上半身の曲線を強調する細身シルエットと、広がりを持たせたスカート。一言で表すならエレガント、という言葉がぴったりです。

戦後ということで、女性たちも男性らしい格好をしていた時代ですから、当時ニュールックスタイルはかなり新鮮だったようです。

1960年代 モッズファッションとスウィンギングロンドン

ヒッピーが流行った60年代は、アメリカで著しく若者文化が発展した時期であると言えますが、実は同時にロンドンでも若者が大きく活躍していた時代でもあります。

その様子は「スウィンギングロンドン」と言われ、ロックミュージックやファッションスタイル、アートなどの多岐に渡る分野でロンドンが中心地となりました。

男性のスタイルでは、モッズスタイルといミリタリーなモッズコートが大流行した時代であり、女性のスタイルとしてマリークワントのミニスカートやヴィダル・サスーンの「ボブ」スタイルがとても人気を博した頃です。

1960年代のファッションスタイルをまとめた記事をリンク付けしておきますので、詳しくこの時代を調べたい方はこちらからどうぞ!

1960年代ファッション再ブームの予感!当時の小物もチェック

1970年代 パンクロックファッション

1960年代の男性ファッションの定番、モッズスタイルを継承するような形で生まれたパンクロックファッション。その名の通りパンクロックミュージックを好む若者に支持されたスタイルです。

主にタイトなジーンズに革ジャンを合わせるスタイルは、なんとなく名前から想像できる通りです。

初期の頃はそのようにシンプルだったパンクロックファッションですが、時間が経つにつれて、モヒカンヘアーや、原色を用いたチェッカー柄といった派手なファッションスタイルへと変化していきます。

1980年代 ニューロマンティック

次のファッショントレンドは、尖ったパンクファションから全く別のジャンルへと移行していきます。

それがニューロマンティックと呼ばれるファッション。中世ヨーロッパ風のフリルのついたブラウスにパンツ、まるで海賊のコスチュームのようなコートは、まさしくパンクロックファッションの反動と言えます。

やがて、パンクを牽引したデザイナーであるヴィヴィアン・ウエストウッドも徐々にニューロマンティックスタイルへとシフトチェンジしていきました。

1990年代 ブリットポップ

90年代には、イギリス発のポップ・ミュージック、ブリットポップが世界的に大流行し、そのムーブメントはクールブリタニア政策という言葉にもなるほどの影響力を持っていました。

そのブリットポップのリーダーとも言えるのはロックバンドたち。彼らの多くは好んでジャージにデニムスタイルを貫いていました。いわばスポーティーなファッションが、当時のイギリスの若者の最新トレンドでした。

2000年代 デジタル化とファッションの多様化

世紀をまたぎ、2000年代に入るとトップモデルや大女優などのセレブがファッションアイコンとなって活躍していました。

一方で、若者にはカジュアルなミックスファッションが支持されていました。ミックスファッションとは、正反対の要素同士を組み合わせるコーディネートのことです。

デジタル化が急速に進んだこの時代に発展したのは、セレブたちが好きなように着飾ったり、冒険的なミックスファッションといった、自由に好きな服を着るというファッショントレンドでした。

以上、1950年から10年ずつのイギリスのファッションの歴史を見てきました。様々なトレンドが出ては消えていく様子は、ファッションの世界では絶えず行われているんです。

トレンドごとにその時代の社会問題や思想、さらには音楽との繋がりも見ることができますし、ファッションはれっきとした文化の一部ということがはっきりとわかります。

イギリスファッションブランド【レディース】3選

さて、次はそのような歴史を辿ってきたファッションの先端を担う国、イギリスを代表するファッションブランドを、まずはレディースブランドから紹介していきます。

BURBELLY

burberryの公式インスタグラム写真
引用:Instagram @burberry

言わずと知れた大ブランド、バーバリーはイギリスを代表するハイブランド。有名なチェック柄は、つい欲しくなってしまうほど可愛いですよね。王室御用達、さらには首相や有名作家といった多くの著名人が愛するブランドとしても有名です。

コートの中に重ねたチェックのシャツが控えめに主張していて可愛いです。夏秋のコーディネートですが、中のインナーを変えたら冬にも使えそうなコーディネートです。

マーガレットハウエル

マーガレットハウエル公式インスタグラムの写真
引用:Instagram @margarethowellltd

去年あたりからみんなが持っているMHL!といえば、マーガレットハウエルです。ナチュラルな素材でしっかりとした作りのショルダーバッグは日本でも女性を中心に大ブームになりました。

マーガレットハウエルの秋スタイル。トップスのレンガ色が今年のトレンドにマッチしていてとても素敵です。

ヴィヴィアンウエストウッド

ヴィヴィアンウエストウッド公式インスタグラムの写真
引用:instagram @viviennewestwood

レディースブランドとして人気を誇るヴィヴィアンウエストウッド。歴史を紹介した際にも名前が登場しましたが、パンクなデザインが他のブランドとは被らない!と人気です。

この春夏コーディネートはチェックのセットアップを主役とした派手なスタイルです。セットアップが派手なぶん、インナーと靴は白でうまくまとまっています。

イギリスファッションブランド【メンズ】3選

次はメンズブランドを紹介します!カバンで有名なあのブランドや、ポロシャツが有名なあのブランドも、実はイギリスのブランドなんですよ!

ポールスミス

ポールスミスの公式インスタグラムの写真
引用:Instagram @paulsmithdesign

財布や時計など、男性がよく持っているイメージのポールスミス。可愛いデザインの割に良心的な価格なので、大学生の頃に恋人にプレゼントした!という方もいるのではないでしょうか。

このポールスミスの春夏コーディネートは、ネイビーのセットアップにオレンジのシャツが映えていてとても素敵です。補色同士の組み合わせですが、こんなに上品にまとめることができます。

Fred Perry

fredperry公式インスタグラムの写真
引用:Instagram @fredperry

テニスプレーヤーのフレッド・ペリーが立ち上げたこのブランドは、様々なカラーバリエーションを取り揃えたポロシャツが人気です。ユニセックスブランドとなってウィメンズラインも充実しているようです。

Fredperryの秋のコーディネートは、可愛いロゴがワンポイントで入ったニットトップスに黒いシャツ、パンツを合わせたスタイル。アンクル丈のパンツからボーダーの靴下がちらっと見えているのも可愛いですね。

MACKINTOSH

Mackintoshの公式インスタグラムの写真
引用:Instagram @mackintoshofficial

アウターが有名なマッキントッシュも、実はイギリス生まれのブランド。大戦中、イギリス軍のコートを作ったりした、実用性はナンバーワンのブランドです。

マッキントッシュの秋冬コレクションは、ベージュのコートにそれぞれ異なる茶色を合わせた、落ち着いた色のコーデ。大人っぽいですが、リュックに白いスニーカーを合わせることでカジュアルに見えます。

イギリスファッションスナップ!街中ファッショニスタに学ぶ

それでは、実際にイギリスのおしゃれさんたちはどのようなコーディネートをしているのでしょうか!スナップ写真を見ながらたくさん研究していきましょう。
(引用:instagram @chalseagardensuk

イギリスファッションスナップ レディース

春にぴったりのこの花柄トップスを主役にしたコーディネートは、色を合わせた変形デニムスカートで縦長のシルエットを強調し、スタイル良く見えます。

こちらの夏服コーディネートはかなり目立ちますが、実はトップスが派手なだけで他はシンプルなモノトーンコーデです。動きやすい服装なので、お出かけにもぴったりです。

夏から秋にかけての時期に着れそうな、白いショート丈ジャケットを使用したこのコーデは、ベーシックな三色づかいで大人っぽく仕上がっています。

存在感抜群の黄色いファーコートは、合わせる色を黒だけにしてしまえば、そんなにごちゃごちゃせずに着ることができます。ロングコートなので、脚長効果も期待できます。

オールブラックでまとめたクールなコーディネートは、斜めがけバッグとサングラスの小物づかいにセンスが光ってます。アクセントとなる小物を使うことで一色コーデも地味になりすぎません。

イギリスファッションスナップ メンズ

デニムのシャツが夏らしいこのコーディネートは、ネイビーのパンツと同系色で爽やかな印象です。ボタンを外してジャケットのようにしてシャツを羽織っても可愛いです。

こちらの2トーンコーデはハンチングやベルト、靴下を駆使してかなりスタイリッシュにまとめられています。小物づかいでこんなにも洗練された印象になります。

柄シャツが可愛いこちらのコーデは、夏から秋に変わる時期にぴったりのオリーブ色のパンツと合わせてバランスの取れたスタイル。シャツはインせずに着ることでシャツとパンツのコーデも軽やかに着れます。

ブラウンのジャケットがアクセントのこのコーディネートはインナー、パンツを黒にすることでよりコントラストが引き立ちます。白い手提げバッグでカジュアルダウンしているのも良いです。

黄色のジャケットにチェックシャツを重ねたこちらのコーディネート、黄色と赤の配色はもみじみたいで可愛いです。上半身で色物と柄を重ねると、ボトムスは暗めのジーンズ一本でもしっかり締まります。

イギリスファッションの世界

ファッションを牽引する国の一つであるイギリス。そのファッションの特徴や歴史、ブランドなどをたくさん紹介してきました。

彼ら・彼女らから学べたことは、「シンプルだけどシンプルすぎない」コーデ術です。これにはアクセサリーや小物での「足し算するファッションセンス」がとても重要でした。以上、イギリスに学ぶファッションコーデ術、ご参考になれば幸いです。