お調子者ってどんな人?長所やお調子者の英語表記などをご紹介!

学校や習い事などでも集団生活の中に1人は存在するお調子者、クラスの雰囲気を良くしたりムードメーカーとして引っ張っていってくれることもあれば、振り回されることも。
大人になり、社会人として働いたときに周りにお調子者がいたらちょっと要注意してしまいますよね。
そんなお調子者の特徴や、接し方など上手く付き合っていく技をご紹介します。

2019年12月30日

お調子者とは

お調子者と呼ばれるのはなぜか

あなたの周りには幼少の頃から、学校や習い事などでも集団生活の中に1人は存在するお調子者がいたのではないでしょうか。
クラスの雰囲気を良くしたりムードメーカーとして引っ張っていってくれることもあれば、振り回されることも。

友人として付き合うときには、心理を見抜かないと上っ面で対応されている場合もあるので注意が必要ですよね。
大人になり社会人として働いたときに周りにお調子者がいたらちょっと要注意、いいとこ取りされたり、調子の良いことを言っておきながら、都合悪くなれば掌を返したような態度をとられることも。

そんなお調子者ですが、とても鋭く人間観察をするのに長けている性格の持ち主です、状況に応じて臨機応変に出来る器用さがある実はあなどれない存在です。

お調子者の英語表記

お調子者に例えられるピエロ

お調子者の直訳は英語にはありません。
似たような言葉で表すならばclown・class clown・rattle brainといった英語がもっとも近い言葉です。

clownは私たちも良く知っているピエロ、道化ですね。お調子者にぴったりな見た目や行動ですが、とても周りを見て一体心の中では何を考えているのか掴みづらいところがあります。
底が知れないという印象を受ける意味でもclownはお調子者に一番近い表現方法かもしれません。

class clownはクラスの人気者という意味もあり、明るくムードメーカーなお調子者を指して使います。

rattle brainは能無し、おしゃべり、お調子者といった意味があり、上記に比べると皮肉や嫌味な言い方でするパターンです。

お調子者の類語は

お調子者には良い意味で使う時と、嫌味で使う時の使い分けが存在する言葉です、共通していえるのは都合のよい事しか口にしないということがありますが、お調子者には他にどんな似た言葉があるのでしょうか。

良い表現をするのに、ひょうきん者や、ムードメーカー、お笑い担当といった表現の言葉があります。
全体的に明るく周りを巻き込んで楽しませるのに長けたイメージをもつ言葉が多いです。

反対に、ちょっと避けたい場合の似た表現は、八方美人、いい子ちゃん、イエスマン、薄情者といった表現の言葉があります。
こちらは自分の意見を言わず周りに合わせたり、どの相手にもいい顔をしてしまうなどの少しマイナスイメージのある表現の言葉になります。

お調子者の特徴

お調子者はどんな人間なのか

特徴的なお調子者はどんな人物かご紹介します。

  1. 友達が多い
  2. 明るい性格
  3. 何でも物知りに見える
  4. フランクな性格
  5. 人間観察が上手い

お調子者の特徴①:友達が多い

いつも賑やかで笑い声が絶えないお調子者の周りには友達も多く、楽しげで盛り上がっていることでしょう。
その場を楽しくさせることが上手いお調子者は人気者でもあるので、友好関係も広く友達が多いのが特徴です。

相手によって態度を変えたり、話を合わせることができる才能をもっているのもお調子者に多く、どこへいっても話が弾むので色んなタイプの友達の輪をもっています。
特定のグループいるけれど、全く違うタイプの子とも遊んだりできるので、社会人になったときに色んなパイプを持っているのでとても役に立ちそうです。

お調子者の特徴②:明るい性格

お調子者だとあまりマイナス思考でうじうじといつまでも悩んだりしている性格の人はあまりいません。
周囲の人に合わせて対応を変えられるお調子者は、あまり深く考え込まず機転を効かすことが得意なので、一つのことにあまり執着せず次々に興味が移ることで悩みが少ないからです。

プラス思考で調子良く考えるので、後先考えず行動しているように見えたりしますが、周りをよく見て考えることが上手く、場を盛り上げるのがとてもじょうずでみんなからもてはやされる特徴があります。

お調子者の特徴③:何でも物知りに見える

お調子者の特徴の一つに何でも物知りに見えるところがありますが、本当に物知りで知っている場合と、人の話に相づちがとても上手であったり、知っている知識と話の流れを読むのがとても上手で話を合わせていける場合があります。

後者の結果は、そんなに知識がなくても話を理解し、とても物知りであると思わせることができるので博識だと勘違いさせることも。
お調子者だとそこから自分の知識として聞いた話を吸収し他で披露したりすることもあるので、知っている人からすればお調子者だなとすぐに見破られることもあります。

お調子者の特徴④:フランクな性格

お調子者の特徴として、どんなタイプの人間とも関わって友好関係を築ける強みがあります。
あまり細かいことを気にせず話しかけたり、自分の興味があることだからと周囲から遠巻きにされていても平気で関わっていったり出来たりします。

また、年齢も関係なくすぐ友達になったりし、フランクな態度であるからこそ相手ともすぐ打ち解けることができます。
口調や話の内容を相手に合わせることで、より幅広い人間関係との付き合いが増え、周りから羨ましいと思われることも。

お調子者の特徴⑤:人間観察が上手い

相手のことや、周囲の人間に対してもとても鋭い洞察力と観察力をもっていることがお調子者の特徴です。
瞬時の判断と、対応力により周囲ともめることを少なくし、自分にも相手にも嫌な気持ちをさせないように考えられることができますが、第三者から見ると、都合良いようにしか言ったり行動していないと煙たがられることも。

お調子者だから周りのことも考えずに行動していると思われがちですが、人一倍人間観察をして、自分の思う方向へ人を動かすことが上手なやり手が多いのが特徴です。

お調子者の心理

お調子者の心理状況

お調子者の心理はどんなことがあるのか5つご紹介します。

  1. 束縛されたくない
  2. 本当の自分を見せたくない
  3. なめられたくない
  4. 怖がり
  5. 仲間外れを嫌う

お調子者の心理①:束縛されたくない

色んな顔と友人を持っているお調子者ですが、その心理は一つのことに縛られたくないという心理があります。
何か一つの顔やジャンルの友人関係の輪にとどまっていると、興味がいろんなことにあるのにアンチ扱いをくらったり、否定的な意見を言われたりするのがとても嫌だからです。

お調子者で誰とでも付き合え、幅広い交友関係をもっていればジャンルを変えて様々な輪に入っていっても調子がいいなと済まされることも多いはず。

お調子者の心理②:本当の自分を見せたくない

お調子者の本当の顔や、思っていることを知ることは容易ではありません、心理的に本当の自分を覆い隠すためにもお調子者になっている人も多いからです。
本当の自分は、根に持つタイプだったり、周りの自分をきちんともっている人を妬んでしまったりする面があった時に、それを悟られたくないので、自分を演じてはぐらかしたり、譲ってしまう性格だからこそ、見せたくないと悟らされないよう心理が働いてお調子者を演じているのかも

お調子者の心理③:なめられたくない

都合の良い態度をとりながら、周りを巻き込むことが上手かったり、友好関係がうかがえるお調子者ですが、周りの笑いを誘いながら心の中ではなめられたくない、という思いがあったりします。
相手より優位にたっていたいという思いや、自分が中心でいたいという思いが、強ければ強いほどなめられたくない、もてはやされたいという心理が働き、あえて自分を下に見せるようなお調子者の態度を取ることも。

本当は気難しい性格である人こそ、お調子者になりやすい傾向があります。

お調子者の心理④:怖がり

本当は臆病で怖がりなほど、自分の殻に閉じこもり、それでも社会と関わろうとするときに、自分を守るものとしてお調子者になって相手との距離を取ろうとする心理があります。
誰かに本当の自分をさらけ出して否定された、自分の思っているような好きな性格ではないといった悩みから、他人と接する時は都合よく回避できるようにわざとお調子者のつかみどころのない演技をしたりします。

お調子者でいれば、相手との関係も広く浅く広げることが多くできるので便利です。
根っからの調子乗りと、わざとお調子者になっている2種類存在します。

お調子者の心理⑤:仲間外れを嫌う

お調子者だとあっちこっちの付き合いで飲み会の予定だったり、プライベートな理由だったりで暇を持て余すことはあまりないでしょう。
ですが、その心理にはいつも1人にはなりたくないといった心理があり、輪の中心は自分でありたいと感じていることも。

色んなジャンルの友達が多くいるのがお調子者の特徴ですが、たくさんの人に囲まれていたい、孤独は嫌だと思っている人が自ら輪の中心になることで、仲間外れなどにならないようにしています。

お調子者のメリット・デメリット

お調子者がみせるもの

お調子者でよいことも、悪いこともあります、それぞれどんなことがあるのかご紹介します。

お調子者のメリット

①:その場の空気が良くなる

 その盛り上げたり、やる気を起こしたり、笑いの渦に巻き込んだりするのが得意なお調子者がいれば、例えピリついた現場や場面でも空気を変えてくれるメリットがあります。

何も考えず行動しているわけではないので、その後の流れも読みながらさらに状況を良くしようとしてくれている気遣いができるタイプもいるので、そのタイプのお調子者であればとても周りから人気が出るでしょう。

②:特定のグループに属さなくても平気

特定のグループや、派閥に分かれてしまうのが人間の悪いところですが、お調子者であることで人脈が広く、どんなグループと一緒にいても調子いいんだから、と済まされる得な面があります。
いちいち話をする話題にも注意したり、地雷を気にして付き合いをしなくてもその場で当たり障りのない会話が出来るところがお調子者のメリットです。

③:可愛がってもらえる

お調子者であるメリットに、誰とでも気兼ねなく話せて笑いを誘ったり、場を和ませるのが上手であるとともに、年上や上司から可愛がってもらえるメリットがあります。
ちょっとしたミスのカバーや、おっちょこちょいなところも笑いに変えて対応したり、うまく切り抜けていける才能があり、そんなところが可愛がってもらえるのがお調子者です。

④:多少ふざけても許される

会社での飲み会の席や、友人との集まりがあった時に多少ふざけても、悪ノリしても許されてしまうのがお調子者のメリット。
その場をわきまえて生真面目に座っている真面目ちゃんよりも、上司にお酒の力も借りつつノリ良く過ごして場を盛り上げて、ちょっとしたきわどい発言も許されてしまうことも。
調子いいんだから、と許されてしまうのが才能の一つです。

お調子者のデメリット

①:信頼されにくい

色んなところで話を合わせるのが得意な反面、それを見られてしまうと、あの人は誰にでもいい顔をするからと信頼してもらえないといったトラブルがあります。
自分ではそんなつもりではないのですが、相手からみると信用するには信憑性に欠けると思われてしまうデメリットもあります。

自分は本気で言っているのに、また冗談言ってとあしらわれてしまうこともあり、真面目にとってもらえなくなってしまいます。

②:嫌われる

異性に対して調子良いことばかり言動で対応している場合、何かささいな事をきっかけに嫌われてしまうこともあります。
同じ口説き文句や、褒め言葉を使っているところを目撃されてしまうと一気に地位も人気もなくなってしまい、嫌われ者になるリスクがあるので、お調子者であっても気を付けなければいけない言動があります。

③:信用されにくい

頼ることや、信じてもらうことがお調子者であるが故に、他の人よりも時間がかかったり労力を使うことになってしまいます。
どこへ行ってもいい顔しているんでしょ、都合良いことばかりその場しのぎで発言しているんでしょ、とあしらわれてしまうことも。

世渡り上手で、誰とでも仲良くやっていけますが、大事なことなど信用度が必要なことについては、頼みにくい存在になってしまい注意が必要です。

④:薄っぺらい人間だと思われてしまう

カメレオンのように話すことや態度をコロコロと変えて、相手に合わせていけるお調子者は見方によっては、自分を持っていない薄っぺらい人間だと思われてしまうこともあります。
話を合わせているだけで、専門分野に関しては知識があまりないのにあいづちが上手いだけに、意見を問われて困ってしまい、結果相手に芯のない人や、表面上しか付き合えないと思われ辛い思いをしてしまうことも。

お調子者がうざい…接し方や対応を伝授

あなたの周りのお調子者

お調子者が苦手、そんなあなたへかわし方をご紹介します。

  1. ルールは明確にしておく
  2. 約束は聞き方を変えて何回か確認
  3. なるべく関わらない
  4. 真面目なトーンで会話することを心掛ける

お調子者の対応①:ルールは明確にしておく

特に仕事で付き合うとなったり、グループにお調子者がいる時には、そこまでという位細かいこともルールに含めておくと良いでしょう。
都合良いようにとってしまいがちなお調子者は、ルールの抜けているところを見抜くのもピカイチな才能を持っていますが、重要と思うことは必ずルールとして、相手に説明しておくことがトラブルが少なく済みます。

友人関係であっても、お調子者の友人と遊んだりするときには、これだけは守ってほしいや、伝えたいことなどはルールとして伝えてみるのも良いでしょう。

お調子者の対応②:約束は聞き方を変えて何回か確認

こちらは大事な約束をしたと思っていても、お調子者の相手にとってはそうでもないかもしれないので、質問の形態を変えながら何度か確認することが行き違いをなくすポイントになります。
もしも外出などの約束をしていても、全く違うところで約束をしていて当日軽く謝られてドタキャンということが無いように、同じ質問はしつこいと思われるので、聞き方を変えて時間の確認や、場所の確認など、こまめにすることが良いでしょう。

お調子者の対応③:なるべく関わらない

お調子者なだけに何を言ったり、行動するかが分からないので不安というときは、なるべく関わり合いを持たず過ごすべきです。
自分自身に余裕がないときに、お調子者と関わって振り回されてしまうと、余計にトラブルにつながるきっかけになってしまいますので、自分に余裕があり少々イレギュラーな事態が起こっても大丈夫というとき以外は関わらないのも一つの方法です。

仕事の大事な場面や、案件のときにお調子者にチャンスを奪われたり、手柄を横取りされてしまう恐れもあるので、社会に出た際は注意が必要です。

お調子者の対応④:真面目なトーンで会話することを心掛ける

お調子者と接して、あまりふざけてほしくない時には、こちらがなるべく話すトーンを下げて真面目な態度で話すことが重要です。
空気を真面目な話をしているから真剣に聞いてほしいと、こちらが主導権を握ることでお調子者のペースに乗らないように心がけましょう。

静かに少しゆっくりめで話すことで、相手によく伝わり、自分の思いを伝えることができるので、トーンはなるべく落ち着いたトーンで話し、調子良いことばかり言わせないように誘導します。

お調子者の治し方

お調子者を治して素直になろう

お調子者を治したいと思う方へ治す方法をいくつかご紹介します。

  1. 有言実行を心がける
  2. 知らないものは知らないでいいと思えるようになる
  3. 周りを信頼する
  4. スケジュール管理をする

お調子者の治し方①:有言実行を心がける

言ったことは最後までやり通す、責任感を持つといったことから始めていくことで、有言実行につながります。
簡単なことからでも良いので、自分自身が都合良い通りばかりに行動しているのではないと、自分自身で覚え込ませることが大事。

あとで冗談でした、と笑って済まさないように、出来ることと出来ないことを自分で把握するためにも大切なことです。
周りを頼ったり協力を求める時にあまりにも理不尽な頼り方をしないためにも、日々の小さな有言実行がお調子者を治す練習になります。

お調子者の治し方②:知らないものは知らないでいいと思えるようになる

調子の良い態度を取って何でも知っているように返事をしたり、話を合わせてしまい後で苦しむ結果になってしまわないように、価値観から変えていく必要があります。
自分の知らないことは素直に認めて、聞けるように努力しましょう、そうすることで知ったかぶりもなくなり、素直に知らない事を知って知識を吸収しようと変われるはずです。

知らないものを認め、知らないと言えることは恥ずかしいことではありません、それより恥ずかしいのは嘘でも意見を合わせたり、適当にあいづちを打つことです。

お調子者の治し方③:周りを信頼する

お調子者であると、周りからの信頼も薄いために自分が頼ろうとした時にかわされてしまうことがあります。
そんな悲しい結果にならないように、周囲の人を自分がさきに信頼するように心がけましょう。

相手が信頼してくれないからという態度でいると、お調子者であっても疎まれてしまう可能性があるので、あまり大げさな言動では信憑性に欠けてしまいますので、落ち着いた言動を取るように心がけてみるのがおすすめです。

お調子者の治し方④:スケジュール管理をする

お調子者であるからこそ、あちこち色んなグループへ顔を出して遊んだり、食事会があったりと多忙であることが多いお調子者。
ですが、きちんとしていないと予定が被ったり、頭から抜けていてミスにつながってしまうことも。

タスク別にきっちり予定を組み、スケジュール帳やスマホのスケジュール機能を使ったりして何重にも用意
することが、トラブルを避けて自分自身を変えるきっかけになります。
お調子者であると口約束が多くなりがちですが、その場で予定の確認や、予定を書いたりすることで忘れにくくなります。

お調子者と上手く付き合う

楽しい事大好きなお調子者

シリアスな状況でない限り、お調子者と過ごすのはとても楽しい時間となるはずです、ですが真面目に何かに取り組む時には要注意してしまう人物でもあります。

お調子者はその場の空気を良く、風通し良くしれくれる存在ではありますが、相手に合わせてコロコロ自分を変える才能を持っているので、信頼されにくくなってしまいます。
自分にはないところはきちんと認め、知らないことがあって当然と意識を変えてみるだけで、お調子者改善にはとても効果があります。